T15 ホームセキュリティの出動料金は無料?自動出動と依頼出動を区別

ホームセキュリティの公式サイトには、「出動時の別途費用なし」と「依頼駆けつけは1回○円」という案内が並ぶことがあります。これでは、結局いくらかかるのか分かりにくいでしょう。

ポイントは、契約中のセンサー異常で警備会社が出動する場合と、利用者が現地確認を依頼する場合を分けることです。見守りなどのオプション出動にも固有の条件があります。

この記事では、2026年9月8日時点のセコムとALSOKの公式情報を基に、出動の種類、誤報時の考え方、見積もりで確認したい項目を整理します。料金や適用条件は契約商品、地域、選択する機能などで変わる可能性があるため、最終判断は各社の正式な見積書・契約書で行ってください。

目次

先に結論:出動料金は「誰が・何をきっかけに出動を決めたか」で確認する

出動料金を確認するときは、まず次の3種類に分けます。

出動の種類主なきっかけ出動を判断する主体料金の見方
自動出動契約対象のセンサー異常、非常ボタンなど警備会社の監視・ガードセンター基本契約の月額料金に含まれる例がある
依頼出動利用者からの現地確認依頼利用者が依頼し、警備会社が受け付ける1回ごとの料金が設定される例がある
オプション・別サービスによる出動見守り、安否確認、鍵紛失時の対応などサービスごとの条件による基本契約とは別の料金・利用条件を確認する

2026年9月8日に確認した公式情報では、セコムは、センサー異常や非常ボタンなどによる緊急対処員の出動について別途料金は発生しないと案内しています。ただし、安否みまもりなどのオプションや別サービスでは料金が発生する場合があるとしています。

ALSOKは、センサー異常を受けてガードマンが駆けつけた場合は別途費用なし、利用者の依頼による駆けつけは1回7,700円(税込)と案内しています。HOME ALSOK Connectでも、オンラインセキュリティのセンサー異常時は無償、利用者による依頼駆けつけは1回7,700円(税込)です。セルフセキュリティは、異常通知を利用者が受け、必要に応じて1回7,700円(税込)で駆けつけを依頼する仕組みです。

会社単位で無料・有料を分けず、商品名とプラン名をそろえて、自動、依頼、オプションの各出動を確認しましょう。

出動の種類を理解する:通知・出動・公的機関への通報は別の段階

ホームセキュリティは「検知」「通知・通報」「出動判断」「現地対応」という段階に分かれます。詳しい運用は商品や契約内容によって異なります。

スマートフォンへの異常通知と、警備員の現地出動は同じではありません。セルフ型には利用者が通知を見て駆けつけを依頼する商品があり、オンライン型では警備会社へ信号が送られ、契約に沿って対応されます。

警備員の出動と、警察・消防・救急への通報も別です。料金説明では「通知」「依頼受付」「出動指示」のどの時点で料金が確定するのかを聞きましょう。

確認する段階オンライン型の一例セルフ型の一例料金確認のポイント
異常の検知センサーが反応センサーが反応契約対象のセンサーか
異常の通知警備会社側と利用者へ通知主に利用者のスマホへ通知通信料やアプリ利用料の有無
出動の決定警備会社が契約に沿って判断利用者が依頼自動出動か依頼出動か
現地対応警備員が確認依頼成立後に警備員が確認1回料金、鍵預託などの条件

自動出動:センサー異常時の駆けつけが月額料金に含まれる例

自動出動とは、契約対象のセンサーなどから異常信号が送られ、警備会社が契約に沿って出動対応する仕組みです。外出先で利用者がスマートフォンを見られないときでも、警備会社側に信号が届く点が、利用者判断を前提とするセルフ型との大きな違いです。

セコムの公式FAQでは、センサーの異常検知、または非常ボタンなどが押されたことによる緊急対処員の出動に、別途料金は発生しないと説明されています。ALSOKの個人向け公式ページも、センサー異常によってガードマンが駆けつけた場合は、別途費用が発生しないとしています。

ただし、契約対象の異常信号、非常ボタン、火災・ガスなどのオプション、利用者が追加で頼む現地確認は分けて確認する必要があります。

「自動」は、利用者がアプリで毎回依頼しなくても警備会社側へ信号が送られるという意味です。到着所要時間は場所、交通、同時事案などで変わるため、固定値として考えないようにしましょう。

依頼出動:利用者から現地確認を頼むと1回料金が発生することがある

依頼出動は、利用者が「現地を確認してほしい」と警備会社へ依頼する出動です。たとえば、セルフ型のセンサー通知を見ても自分で確認できない場合や、オンライン型の契約者が鍵紛失時、離れて暮らす親と連絡がつかないときなどに依頼できる商品があります。

ALSOKのHOME ALSOK Connectでは、オンラインセキュリティ、セルフセキュリティとも、依頼駆けつけは1回7,700円(税込)と掲載されています。オンラインセキュリティでは、センサー異常による自動出動と、利用者が追加で頼む依頼出動の両方があり、後者には1回料金が設定されています。セルフセキュリティでは、スマートフォンへの通知を確認した利用者が必要に応じて依頼します。

依頼内容にも条件があります。HOME ALSOK Connectでは、鍵紛失時や高齢の親と連絡がつかない場合などの依頼対応について、ホームセキュリティ実施のために鍵を預ける場合に限る旨が記載されています。依頼可能な事由、鍵の預託、利用回数、料金確定時点を確認しましょう。

変動費は、次のように整理できます。

年間の依頼出動費 = 1回あたりの依頼出動料金 × その年に受け付けられた依頼回数 + 対象となるオプション出動費

回数は事前に確定できません。月額とともに、家族の誰が通知を確認し、依頼を判断するかも決めておきましょう。

誤報で出動したら有料?誤報の原因ではなく出動区分を確認

誤報とは、侵入や火災などの異常が実際にはないのに、操作間違い、生活環境、機器の状態などによって警報が発生することです。誤報で警備員が動くと追加請求されるのでは、と心配する人もいるでしょう。

しかし、料金を「本当の異常か誤報か」だけで判断するのは早計です。セコムとALSOKの公式案内は、契約対象のセンサー異常による出動について別途費用なしとしています。一方、利用者からの依頼出動や、特定のオプション・別サービスに基づく出動には別の料金条件があります。つまり、まず見るべきなのは、結果が誤報だったかではなく、どの契約信号または依頼を起点に出動したかです。

もちろん、すべての商品や誤報原因を一律に扱えるとは限りません。誤操作が続いた場合、故意・重大な過失があった場合、機器の故障や交換が必要な場合、他のサービスを利用した場合の扱いは、約款や契約条件を確認する必要があります。

警報が誤りだと気づいたときは、自分で現場へ向かったり、機器を分解したりせず、契約時に案内された連絡先へ連絡してください。契約前には「誤報で自動出動した場合」「誤って依頼し、出動受付後に取り消した場合」「同じ原因が繰り返された場合」を分けて、費用と連絡方法を尋ねておくと安心です。誤報の一般的な原因と日常の確認方法は、[内部リンク候補:ホームセキュリティの誤報が起きたときの対処法]で詳しく整理します。

セコムの出動料金:基本契約と見守りなどの別サービスを分ける

セコムの公式FAQで確認できる内容は明確です。センサーが異常を感知した場合、または非常ボタンなどが押されて緊急対処員が出動した場合、別途料金は発生しません。

ただし同じFAQには、「安否みまもりサービス(いつでもみまもりアプリ)」などのオプションサービスに基づく出動や、「セコムみまもりホン2」「YORiSOS」などの他サービスに基づく出動では、各サービスで定める料金が発生する場合があるとも記載されています。

セコムを検討するときは、「ホームセキュリティ本体の異常信号による出動」の説明だけで判断せず、付ける予定の見守り・安否確認サービスについても、出動条件と料金を確認しましょう。家族の見守りを主目的にする場合は、誰からの依頼で出動できるのか、月額内に含まれる回数があるのか、1回料金はいくらかを商品名ごとに書面で残すことが重要です。

ALSOKの出動料金:オンラインとセルフでも仕組みが違う

ALSOKは、公式ページで出動区分と料金を比較しやすく示しています。2026年9月8日時点の公開情報を整理すると、次のとおりです。

会社・サービス出動のきっかけ公式サイト上の料金案内契約前に追加確認したいこと
セコム・ホームセキュリティセンサー異常、非常ボタンなど緊急対処員の出動に別途料金は発生しない契約対象の信号、付帯オプション
セコムの見守り等の一部オプション・別サービス安否確認、見守りなど各サービス所定の料金が発生する場合がある商品名、1回料金、依頼できる人
HOME ALSOK Connect オンラインセキュリティセンサー異常異常検知時の駆けつけは無償対象センサー、オプション信号
HOME ALSOK Connect オンラインセキュリティ利用者からの依頼1回7,700円(税込)依頼可能な事由、鍵預託、料金確定時点
HOME ALSOK Connect セルフセキュリティ通知後に利用者が依頼1回7,700円(税込)誰が通知を見るか、依頼できない時間への備え

オンラインセキュリティは、センサー異常がALSOKへ通報され、自動で駆けつける仕組みです。そのセンサー異常時の駆けつけは無償と案内されています。一方、利用者からの依頼による駆けつけは、同じオンラインセキュリティでも1回料金の対象です。

セルフセキュリティは、異常発生をアプリで利用者へ知らせ、必要に応じて利用者がALSOKへ駆けつけを依頼します。月額料金だけを見るとオンラインより抑えやすい一方、通知を見て判断する人と、依頼出動の変動費を家庭側で見込む必要があります。

ALSOKのプラン固有の月額・初期費用・契約条件は、[内部リンク候補:HOME ALSOKの料金プランと総額]で確認してください。他社と比べる場合は、[内部リンク候補:ホームセキュリティの料金比較]で初期費用、月額、出動費、オプションを同じ条件にそろえると比較しやすくなります。

見積もりで確認すること:出動料金は口頭説明だけで終わらせない

見積もりでは「駆けつけ費用はいくらですか」とだけ聞くと、自動出動の説明だけで終わる可能性があります。次の表を使い、出動の起点ごとに回答を分けてもらいましょう。

確認項目見積もり担当者への質問例書面で残す回答
商品・プラン名この料金条件が適用される正式な商品名とプラン名は?
自動出動の対象どのセンサー・ボタンの信号が月額内の出動対象ですか?
依頼出動の料金利用者から頼む場合は1回いくらですか。税込ですか?
依頼できる事由異常通知、鍵紛失、安否確認など、何を頼めますか?
料金の確定時点受付、出動指示、現地到着のどの時点で料金が確定しますか?
取消時の扱い依頼後に取り消した場合も料金はかかりますか?
鍵の条件依頼出動には鍵の預託が必要ですか?
誤報時センサー誤報、誤操作、機器故障で扱いは変わりますか?
回数・追加条件無料回数、利用上限、時間帯・地域による加算はありますか?
オプション見守り・火災・ガスなどの出動料金は基本契約と同じですか?
料金改定契約後に単価が変わる場合、いつ・どう通知されますか?
家族の権限家族のうち誰が出動を依頼・取消できますか?

特に、セルフ型を選ぶ家庭は、通知後の行動を決めておく必要があります。共働きで会議中はスマートフォンを確認しにくい、高齢の親がアプリ操作をしにくい、深夜は通知に気づきにくいといった状況を見積もり担当者へ伝えましょう。安い月額だけでなく、「誰も通知を確認できない時間にどうなるか」を含めて選ぶことが大切です。

比較する際は、各社から同じ条件で見積もりを取り、初期費用、月額料金、5年間の固定費、想定される変動費を分けます。確認漏れを防ぐには、[内部リンク候補:ホームセキュリティ見積もりの15項目チェックリスト]も併用してください。

ホームセキュリティの出動料金に関するFAQ

Q1. ホームセキュリティの駆けつけには毎回お金がかかりますか?

毎回とは限りません。センサー異常などによる自動出動を月額料金に含む例がある一方、利用者からの依頼出動や見守りなどの別サービスには、1回料金が設定される場合があります。商品・プラン・出動の起点を分けて確認してください。

Q2. 自動出動と依頼出動は何が違いますか?

自動出動は、契約対象のセンサーなどの異常信号を受け、警備会社が契約に沿って対応する仕組みです。依頼出動は、利用者が警備会社へ現地確認を頼む仕組みです。同じ会社・プラン内でも料金条件が異なることがあります。

Q3. センサーの誤報で警備員が来たら追加料金になりますか?

誤報という結果だけでは判断できません。セコムとALSOKは、契約対象のセンサー異常による出動について別途費用なしと案内しています。ただし、契約商品、誤報の原因、依頼出動かどうか、修理・交換の有無などで別条件があり得るため、約款と見積書で確認しましょう。

Q4. ALSOKの1回7,700円は、センサー異常時の自動出動にもかかりますか?

HOME ALSOK Connectの公式ページでは、オンラインセキュリティのセンサー異常時の駆けつけは無償、利用者の依頼による駆けつけは1回7,700円(税込)と区別されています。セルフセキュリティの依頼駆けつけも1回7,700円(税込)です。契約時点の正式な書面で再確認してください。

Q5. 出動料金で想定外の請求を避けるには、何を確認すればよいですか?

自動・依頼・オプションの各出動について、対象となる事由、1回料金、税込・税別、料金確定時点、取消時の扱い、鍵預託、回数制限、時間帯・地域の加算を確認します。回答は商品名・プラン名とともに見積書や契約書へ残してもらいましょう。

まとめ:出動料金は「自動・依頼・オプション」の3列で比べる

ホームセキュリティの出動料金は、警備会社の名前だけでは判断できません。契約対象のセンサー異常などによる自動出動、利用者が頼む依頼出動、見守りなどのオプション・別サービスによる出動を分けることが、想定外の費用を避ける第一歩です。

セコムは、センサー異常や非常ボタンなどによる緊急対処員の出動に別途料金なしと案内する一方、一部のオプション・別サービスでは料金が発生する場合があるとしています。ALSOKは、センサー異常時の駆けつけと、1回7,700円(税込)の依頼駆けつけを区別しています。

最終的には、同じ住宅条件・必要なセンサー・見守り機能を各社へ伝え、3種類の出動条件を横並びにした正式見積もりで比較してください。出動料金に加えて総費用を比較したい場合は、[内部リンク候補:ホームセキュリティの料金比較]へ進みましょう。

運営者情報

「まもる君のホームセキュリティ見積帳」は、妻と小学生の子ども2人と暮らす47歳の運営者が、マンションと戸建てでの暮らし、自身と家族を合わせて30年以上ホームセキュリティのある生活をしてきた経験を基に、検討時に確認したい情報を整理するサイトです。

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