ホームセキュリティ機器にエラーや電池切れの表示が出たとき、「警備は続いているのか」「修理代はいくらかかるのか」と不安になります。契約前でも、レンタルは月額が高め、買い取りは初期費用が高めという違いだけでなく、長期利用中の修理・交換まで考えたいところです。
結論からいうと、故障時は利用者が分解したり非公式業者へ修理を依頼したりせず、契約書に記載された警備会社の窓口へ連絡します。無料となる範囲は、契約方式、機器、故障原因、契約期間で異なります。「10年保証」「修理費は会社負担」という表示だけで判断せず、破損・紛失、電池、訪問費、保証終了後を分けて確認してください。
この記事には広告リンクを掲載していません。当サイトは警備会社の公式サイトではなく、個別の不具合を診断できません。契約番号、住所、生活時間、機器の設置場所や表示内容の写真は当サイトへ送らず、契約会社の公式窓口へ直接伝えてください。
先に結論|「誰の機器か」と「何が原因か」で保守条件は変わる
レンタルと買い取りの違いは、初期費用や月額だけではありません。機器の所有者と、保証終了後の負担が変わります。
| 比較項目 | レンタル | 買い取り |
|---|---|---|
| 機器の所有 | 原則として事業者から借りる | 原則として利用者が所有する |
| 契約中の自然故障 | 保守に含まれる商品がある | 無料保証期間が設定される商品がある |
| 保証期間 | 契約継続中を対象とする例がある | 契約開始・設置等から一定年数の例がある |
| 電池交換 | 契約サービスに含むか確認 | 保証とは別条件の場合もあるため確認 |
| 破損・紛失 | 利用者負担の可能性を確認 | 保証対象外や有償修理の可能性を確認 |
| 契約終了後 | 返却・撤去条件を確認 | 警備契約終了後の保守窓口と費用を確認 |
| 比較の要点 | 月額に何の保守が含まれるか | 無料保証終了後も使用・修理できるか |
この表は一般的な見方です。実際の所有関係と保証範囲は、商品名、契約時期、オプション機器によって異なります。警備用センサーと、別途購入したカメラ・スマートロック等が同じ保証になるとも限りません。
故障時の流れ|安全確認後に契約会社へ連絡する
不具合表示が出たら、まず火災、侵入、救急など現に緊急事態が起きていないかを確認します。危険が進行している場合は、警備会社からの連絡を待たず110番・119番などへ通報し、安全な場所へ移動してください。
緊急事態でなければ、勝手に分解、電源遮断、機器移動、電池交換をせず、契約書や機器に案内された公式窓口へ連絡します。セコムの利用者向けページは警備機器の案内窓口を掲載し、ALSOKは利用者の警報・工事・各種点検に関する連絡先としてガードセンターを案内しています。[ご利用中のお客さまサポート](確認日:2026年9月8日)、[警報等に関するお問い合わせ(ALSOKガードセンター)](確認日:2026年9月8日)
| 順番 | 利用者が行うこと | 窓口で確認すること |
|---|---|---|
| 1 | 現在進行中の火災・侵入等がないか確認 | 緊急時は警察・消防等を優先 |
| 2 | 表示、通知時刻、異音などをメモする | 伝える情報は公式窓口の指示に従う |
| 3 | 契約会社の指定窓口へ連絡する | どの監視機能に影響があるか |
| 4 | 訪問・修理までの案内を受ける | 代替運用、訪問日時、立会い、費用 |
| 5 | 作業後に作動状態を確認する | 修理箇所、交換品、保証、請求内訳 |
修理までの間も警備全体が動くか、一部だけ利用できないかは不具合によって異なります。自己判断で「警備は問題ない」と考えず、影響範囲と暫定対応を契約会社へ確認しましょう。
レンタル|月額に含まれる保守の範囲を確認する
セコムの料金FAQでは、機器レンタルの月額に保守メンテナンス料が含まれ、点検・修理・交換を無償で行うと案内しています。別のサービス説明では、レンタル契約は契約中継続して修理対象とする趣旨が示されていますが、有償になる場合があるとの注意もあります。[料金についてよくあるご質問](確認日:2026年9月8日)、[ホームセキュリティのサービス内容](確認日:2026年9月8日)
ALSOKの料金ページでは、HOME ALSOK Connectオンラインセキュリティの公開例で、レンタルプランとゼロスタートプランの機器修理・交換費用はALSOK負担とされています。ALSOKのFAQも、機器設置工事とメンテナンスを含むサービスとして案内しています。[各商品費用・料金比較一覧](確認日:2026年9月8日)、[個人向け商品のよくあるご質問](確認日:2026年9月8日)
ただし、「事業者負担」と書かれていても、故意・過失による破損、紛失、無断移設などの扱いまでは公開比較表だけで分かりません。レンタルは何でも無条件に無償と考えず、約款・見積書で除外事項を確認します。
買取|所有権と無料保証期間を分けて考える
セコムの公式FAQでは、買い取り機器はオンライン契約を締結している場合に10年間、点検・修理・交換を無償としています。セコムのサービスページも、買い取りの無償修理はオンライン契約中であることを条件として示しています。[料金についてよくあるご質問](確認日:2026年9月8日)
ALSOKの料金ページでは、HOME ALSOK Connectオンラインセキュリティのお買い上げプランについて、機器の修理・交換を10年間無料保証としています。これは同ページの標準的な料金例に付随する案内であり、すべての商品・旧契約・オプション機器へ同じ条件が適用されるとは限りません。[各商品費用・料金比較一覧](確認日:2026年9月8日)
買い取りでは、保証年数を過ぎた後も、部品供給や有償修理が続くかが重要です。また、機器を所有していても、オンライン警備の契約を終了した後に同じ機能を使えるとは限りません。契約終了後の動作、通信、保守窓口、撤去・廃棄まで確認してください。
保証期間|「10年」の起算日と対象機器を確認する
セコムとALSOKには、買い取り機器を10年間保証する旨の公開情報があります。しかし、保証の起算日、対象となる機器、自然故障の定義、修理不能時の交換、交換品の保証残期間まで同じとは確認できません。
| 確認項目 | セコムの公開情報 | ALSOKの公開情報 | 契約前に追加確認 |
|---|---|---|---|
| レンタル修理・交換 | 月額に保守を含み無償 | 公開例ではALSOK負担 | 破損・紛失、出張、対象外機器 |
| 買い取り保証 | オンライン契約中は10年間 | 公開例では10年間無料保証 | 起算日、対象原因、保証後 |
| 電池交換 | オンライン契約期間中は無料 | 公式比較ページでは詳細未確認 | 対象電池、交換者、訪問費 |
| 契約終了後 | 公開ページだけでは詳細未確認 | 公開ページだけでは詳細未確認 | 修理受付、部品、通信、撤去 |
表の「未確認」は、保証がないという意味ではありません。公開ページから確定できないため、個別の契約書と最新見積書で確認する項目です。会社名だけで優劣を決めず、自宅に提案された機器一覧と保証書を照合しましょう。
電池交換|費用だけでなく検知・連絡・作業者を確認する
セコムは、機器の電池切れや故障を自動通知し、オンライン契約期間中の電池交換を無料と案内しています。ただし、すべての周辺機器・市販品まで含むとは限りません。[ホームセキュリティのサービス内容](確認日:2026年9月8日)
ALSOKの今回確認した公式FAQ・料金比較では、HOME ALSOK Connectの電池交換対象、交換費、訪問費を一律に確定できる記載を確認できませんでした。契約前に、どの機器の電池を誰が交換するか、電池低下を誰へ通知するか、作業まで監視へどう影響するかを質問してください。
| 場面 | 確認する内容 | 自己判断を避ける理由 |
|---|---|---|
| 電池低下の通知 | 通知先、連絡期限、対象機器 | 放置時の監視範囲を利用者だけでは判断できない |
| 定期交換 | 交換時期、費用、訪問、立会い | 機器ごとに作業方法と契約条件が異なる |
| 緊急の電池切れ | 暫定対応、修理予定、利用可能機能 | 警備への影響を公式窓口で確定する必要がある |
| 市販機器・付属品 | 警備契約の対象か、別保証か | 同じ住居内でも保証主体が異なる場合がある |
利用者負担|自然故障以外は個別条件を確認する
費用が発生し得る場面は、無料保証の表示だけでは判断できません。次の表を見積書・約款の確認欄として使ってください。
| 原因・作業 | 料金状態 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 保証期間内の自然故障 | 公開条件または契約書を確認 | 点検・修理・交換・出張のどこまで含むか |
| 落下、水ぬれ、衝撃などの破損 | 要問い合わせ | 利用者負担の範囲、修理不能時の交換額 |
| 機器・カード・付属品の紛失 | 要問い合わせ | 再発行、機器代、設定、出張費 |
| 無断の移動・取り外し・非公式修理 | 要問い合わせ | 保証対象外になる条件、復旧費用 |
| 災害・第三者による損傷 | 要問い合わせ | 保証、保険、見舞金のどれで扱うか |
| 保証期間終了後 | 要問い合わせ | 有償修理、部品保有、機器更新、再工事 |
| 契約終了後 | 要問い合わせ | 修理受付、機器の動作、通信、撤去・廃棄 |
| 警備対象外の市販機器 | 製品保証を確認 | メーカー保証、クラウド、アプリのサポート |
金額が公開されていない項目を0円として5年・10年総額へ入れてはいけません。保守を含む総負担は、次の式で考えます。
利用期間中の総負担 = 初期費用 + 月額料金×利用月数 + 有償修理・交換・電池・出張 + 保証終了後の更新費用
この記事では修理等の個別金額が確認できないため、総額計算は行いません。料金方式全体を比べる場合は[内部リンク候補:ホームセキュリティのレンタルと買い取りを比較]、初期・月額・終了時費用は[内部リンク候補:ホームセキュリティ料金の内訳]を正本として確認してください。
契約前確認|保守条件を同じ質問で比べる
見積もり段階で、営業担当者へ「故障したら無料ですか」とだけ聞くと、対象範囲を取り違えやすくなります。次の質問に、対象機器と回答日を添えて書面で回答してもらいましょう。
| 契約前の質問 | 記入欄 |
|---|---|
| レンタル・買い取りの別と、機器の所有者は誰ですか | ____ |
| 無料保証の開始日・終了日、契約継続との関係は | ____ |
| 自然故障で点検・修理・交換・出張のどこまで無料ですか | ____ |
| 破損、紛失、災害、第三者損傷の扱いは | ____ |
| 電池低下はどう検知し、誰が交換し、費用はいくらですか | ____ |
| 修理まで使えない機能と暫定対応は何ですか | ____ |
| 交換機器の保証期間は引き継ぎか再起算か | ____ |
| 保証終了後の修理費、部品供給、機器更新は | ____ |
| 契約終了後も機器を使えるか、修理窓口はあるか | ____ |
| カメラ、スマートロック、アプリは同じ保証ですか | ____ |
回答が「無料」「会社負担」だけなら、対象原因、対象機器、出張・交換、税区分を追加で確認します。長く住む予定なら10年後、転居予定があるなら移設・撤去時の扱いも合わせて質問してください。引越し時の保守と撤去は[内部リンク候補:引越しするとホームセキュリティはどうなる?]で整理しています。
よくある質問
Q1. ホームセキュリティ機器が故障したら、まず何をすればよいですか?
現に火災・侵入などが起きていないか確認し、緊急時は110番・119番等を優先します。それ以外は機器を分解せず、契約書や機器に記載された契約会社の公式窓口へ連絡してください。
Q2. レンタルなら修理はすべて無料ですか?
セコムとALSOKには、対象プランの修理・交換を事業者側が負担する旨の公開情報があります。ただし、破損・紛失などの除外条件は別に確認が必要です。契約書で対象原因と出張費まで確認しましょう。
Q3. 買い取り機器はずっと保証されますか?
永続保証とは限りません。今回確認したセコムとALSOKの対象プランには10年間の無料保証がありますが、オンライン契約の継続など条件があります。起算日、対象機器、保証終了後を確認してください。
Q4. 電池は自分で交換してよいですか?
自己判断で交換せず、契約会社の指示に従ってください。機器によって交換者や手順、警備への影響が異なります。セコムは対象契約中の無料交換を案内していますが、他社・他商品は個別確認が必要です。
Q5. 修理中もホームセキュリティは通常どおり使えますか?
故障箇所によって異なるため、通常どおりとは断定できません。利用できない監視範囲、修理までの暫定対応、家族への共有事項を契約会社へ確認してください。
まとめ|保証年数より「対象と除外」を比較する
ホームセキュリティの修理では、レンタルか買い取りかだけでなく、自然故障、破損・紛失、電池、出張、交換、保証終了後を分けることが重要です。不具合時は自己修理をせず、公式窓口へ連絡し、警備への影響範囲を確認してください。
契約前なら、提案された全機器を一覧にして、無料保証の年数と対象原因、利用者負担、契約終了後を同じ質問で比べます。次は[内部リンク候補:ホームセキュリティのレンタルと買い取りを比較]へ進み、初期費用・月額・保守を含めて契約方式を判断してください。
著者について
「まもる君のホームセキュリティ見積帳」運営者。47歳、妻と小学生の子ども2人の4人家族で、現在はマンション暮らし。過去に戸建てで暮らした経験もあります。本人・家族の住居を含むホームセキュリティのある暮らしは30年以上です。
